楽園(上・下) [本や映画]
私が住んでいる市には大きな図書館があり、
予約などもできるのだが、
宮部みゆきさんの「楽園」は115人待ちだった(´-ω-`)
そこまでしては読まない、文庫で出るの待とーっと
思っていたのだけど、
実家に行ったら、母が近所の図書館で借りてきた
上下巻があった。
実家のそばの図書館(というか図書室)は
予約制度なんていうものはなく、
「そこにあれば借りられる」という、シンプルな方式であり、
たまたまあったので借りてきたらしい。
そんなわけで、実家には読書にしに行ったようなもんで、
2日でなんとか読み切って帰ってきた。
「楽園」は、新聞の連載小説だったらしい。
模倣犯に登場する人物が再度出てきたのも、
宮部みゆきの本にしては珍しい展開なような。
話自体はさすがにうまくできている。
よく練れた話だ。
なかには、「殺人犯の家族」という人物も登場するのだが。
今回茨城で起きた事件。
あの犯人にも家族がいる。弟や妹も。
家族も被害者だ。
そんなことをふと考えてしまった。
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