金刀比羅宮と旧金毘羅大芝居

金刀比羅宮は山の中にあるのだが、実は漁業航海にも神徳を持つ
神様ということで、船がらみの企業がお参りに来るらしい。

本宮の敷地内の絵馬殿にはいろいろな船の写真が奉納されており
海上自衛隊関連が多いように見受けられたものの
日本最大の客船「飛鳥Ⅱ」を有する郵船クルーズも
ぬかりなく奉納しているようだ。



こんな時代を感じさせる写真も。



神聖かつ清々しき空気の漂う本宮を散策したのち、
笑う膝をなだめつつ下山。
登山と下山では使う筋肉が違うのだなぁ、などとしみじみ思う。

下山後はホテルの近くにある「旧金毘羅大芝居（金丸座）」という
国の重要文化財を見学。
期待度10％以下だったこのスポットがなかなかの
スマッシュヒットを放つのだった。

旧金毘羅大芝居は、天保６年（１８３５）に建築された現存する
日本最古の本格的芝居小屋である。

明治以降持ち主が変わるたびに名称が変わり、一時期は映画館ともなったが
映画産業の斜陽に伴い廃屋同然に放置されていたものが、歴史的価値を
再評価されついに国の重要文化財に。
その後実際に芝居小屋として利用されるまでに復活したのである。
歴史的資産を愛し、あきらめることなく蘇らせた人々の情熱に脱帽。



この建物のスゴイところは、現在も現役であるというところだろう。
江戸時代の造りのまま運用しているため、年中の利用はできないものの、
毎年4月の気候が良い時期に歌舞伎公演が行われている。
回り舞台などすべて動力は町の若い衆、つまり人力なわけ。
町ぐるみでの取り組みが町おこしにつながり、
琴平町はとても活気があるのだった。

入場料500円で国の重要文化財の隅から隅まで見学できます。
案内係のおじさんの水の流れるような説弁も必聴。

しあわせさん、こんぴらさん。

二日目。
こんぴらさんにのぼる。

こんぴらさんは山の上にあるので、山登りが必須だ。
とはいえ階段完備なので、ひたすら階段を上って行けば良い。

大門まで365段、本宮までは785段。
その先にも階段は続くがさすがにその先はムリ。
でもせめて本宮までは行きたいなぁ。

そんなわけでスターーーート。



朝8時過ぎなのでまだ参道に連なるお店は開いていないところも多い。

最初は大したことないのだが、だんだん・・・



365段目の大門をくぐると鳥居が。
しあわせさん、こんぴらさん。と書いてある。
ナイスキャッチフレーズ。



全体的にこんぴらさんは敷地の中でいろんな商売的なものを取り入れて
でもなんかいい感じにしているのだ。
たとえば境内の中に「神椿」という名の資生堂パーラーがあるのだが
地面に「cafe」とか書いちゃっているのだ。
でもなんかオシャレで、こういうのいいなと思う。



桜が咲いているよ。

本宮まではもうすぐだ。
もうそろそろ膝が笑い出している。
ふくらはぎもびみょうにふるふるしているぞ。



がんばれー。

琴平グランドホテル桜の抄

しまなみ海道を渡りきり、その後しばらく走ったところで義弟と運転をバトンタッチ。
車はホンダのインサイトで大人が5人乗るとびっちびちな感じだ。

この日は爆弾低気圧とやらが日本列島を通過してった日で、風が異様に強い。
いつもはもっと大きい車を運転しているためか、インサイトがやたらぶれる気がする。
こんなにぶれていいんですかというほどにぶれてくれたため、同乗者の顰蹙を買う。
イヤあたしのせいじゃないですから・・・

苦行難行の1時間が終わり、善通寺というインターチェンジで降りて琴平温泉へ。
泊まるのは「琴平グランドホテル桜の抄」というところで、結構評価が高そうな宿だ。
というか人様のクチコミのみを頼りに決めたといっても過言ではない。

実際のところ、こんぴらさんの参道からもほど近く、
自分のチョイスにガッツポーズという感じだった。
何せ感じがよい。
抹茶が出てくるのもいかしてる。（旅館なら当たり前？）

ひとっ風呂浴びた後、夕食を家族のだれよりもモリモリ食べ、
これ以上ムリーという感じになりつつ
苦しい中１Fロビーで抽選会をやるというので行ってみる。
こういうイベントは旅館側のがんばりがよくわかって微笑ましい。

人の集まりがイマイチ芳しくなかったためか、旅館のスタッフのみなさんが
「金毘羅船々」をBGMに輪になって踊る。
しゅらしゅしゅしゅである。



いいぞ香川。

しまなみ海道

この三連休でものすごく久々の旅行に行ってきた。

一日目。
広島空港からレンタカーでしまなみ海道へ。

しまなみ海道は、広島の尾道から愛媛の今治までを陸路で結んだ
たくさんの橋がある素敵な道路だ。

こんな感じの。


大島というところに亀老山展望台というところがあって
そこからの眺めが絶景というので行く。



かすんでるのは黄砂のせい。

この島にある「よしうみいきいき館」というところで海鮮バーベキューというのができる。
好きな魚介類などを七輪の上で焼けるのだけど

爆弾が仕込まれていたらしく、サザエが突如爆発！
爆汁を浴びる。

父の膝には放たれたサザエの中身（実）が・・・（；´д｀ ）

義弟の腕にはサザエ汁がびっちょり（；´д｀ ）
でも動じない大人な彼。

妹のテンション下がる。

わたしのほうには殻の部分が飛んできた。
汁も結構飛んできた。
でもなんとか許容範囲。

2発目はないかと思って油断していたら、なんと今度は牡蠣が爆発。
貝類は爆弾になるので気をつけよう。

さすがに口数も少なく昼食を終える。
海鮮バーベキューは素人にはけっこうハードルが高かった。

メリクリ

今年は景気が悪いっす。
肌で感じた3ヶ月間だった。

今年もクリスマスケーキは端から食べます。
推定5号サイズです。

つくば・食楽懐石 風土庵

間もなくわが家族の一員になる方とともに、
つくばの「風土庵」という、古民家を使った趣あるレストランで
お食事会を。



野菜がおいしいお店です。
お肉も柔らかくておいしかった。
雰囲気はとてもいいのだけど、ランチで
2時間半かかるのはけっこうなモンですな。

ごちそうさまでした♪

第78回土浦全国花火競技大会

予定通り、昨晩開催されました。
おととし観たときは寒さが身に沁みたものだけど、
今年はなんだかあったかくて拍子ぬけ。

話によれば打ち上げ発数が20,000発だとか。



スーパーの花火観覧席を3,800円で購入。
安価で楽しめるイベントなのだ。

隅田川の時に見たアフロ花火が打ちあがったのにはビックリ。
正式名称「アフロでキメる俺のヘアスタイル」
かなりの創作ぶりだ。

車で来るのはおすすめできない。
花火終了後の国道6号線の様子。
花火開催中も同じ状況なのは言うまでもない。



19:20くらいに山場が来て
それ以降は少し間延びしていたのが残念だった。
でも、十分楽しめました。

ワインショップ・ブッキン

最近ワインに対する気持ちがさらに盛り上がってきた。

昔はそんなでもなかったが、赤ワイン用のグラスを購入したくらいから
加速気味となり、先日いよいよワインセラーを購入しました。

小さい小さい、12本しか入らないヤツだけど♪
デジイチと同じくらいのランクで欲しいものリストに入っていたので
ついにやっちゃったか、自分、という感じ。
もちろんいい意味でだ。

ちなみにデジイチは、キヤノンの株で儲かったお金で買うことに決めている。
多分、後一年くらいかかるんじゃない。

外側を買ったので、中身も買わねばならない。
とりあえず、お財布の中身に限りがあるため、週末だけの
お手頃お楽しみワインを6本購入。
イタリアワイン4本、オーストラリアワイン2本。
お気に入りがあるので、6本買っても4種類なのだが。

到着は来週。とても楽しみですウフフ。

ところで昨日仕事が終わって、またもやワインが飲みたいなぁなんて思ってしまったので
買って帰ることにした。
前からちょっと気になっていた、日本橋兜町にあるワインショップ。
どうやらフランスワインしかなさそうだけど、行ったことない気になる場所には
一度は行くことをモットーにしているので、行ってみた。

ワインショップ・ブッキン

そこは普段はワインショップなのだけれど、木曜と金曜はワインバーに変わる店。
ワインバーと言っても、お店の中にあるテーブルを囲んで、立ち飲みでグラスワインを
味わうという簡素なもの。
お店の場所は分かっていたので、とりあえず常連さんが集っている店内に突入してみる。

自分の好みはどっしりガッツリしたイタリア系の果実味溢れる赤重ワインなので、
フランスワインにはないんじゃないかねと思いつつ聞いてみた。
やはりフランスワインオンリーのようだ。

フランスワインは上品で線が細くてよくいうと繊細、悪く言うといろんな意味で
「薄い感じ」という偏見のようなものがあるのだが、それは自分が知らないだけかも
とも思っているので、まずは好みを言って予算を言って出されたワインを1本買ってみた。

そして周りを見回す。
うーん、あたしも飲みたいわ。

折角来たので1杯飲んでみることにする。
常連さんの意見に従い、その日の赤ワインの中で一番高いヤツを。

グラス1杯1400円とは、これまたずいぶんといいお値段がするのだ。
あたしの普段の週末のお楽しみワインフルボトル1本分と大差ないお値段だよ。
ちなみにこれはフルボトルで7000円弱くらいのワインだ。

シャトー・ピブラン 1998

いいかおりがするんですよ、これがまた。
神の雫に書いてあるスミレの花の匂いとかっていうのはこういうことだなと初めて実感。
スミレかどうかは分からないけどなんとなく。だいたいがスミレの花の匂いを知らないし。

味はやっぱり上品だなと思ったけど、確かにこのかおりはたまらないです。
ワインは香りも楽しむものだと初めて体感できたような。
いい経験でした。

そのあとがくっと落ちて1杯400円のものをオーダー（結局2杯飲んじまった）
香りが全くなく、違いの差は歴然。
常連さんの「ワインは値段で決まりますから」に納得して帰ったのだった。

多分また行っちゃうと思うな♪
たまには贅沢して1杯だけ、普段は飲めないワインを楽しむのもいいんじゃないかと思う。

隅田川花火大会

昨日は隅田川花火大会があったけども
仕事で屋形船に乗ってきました。

前の日まで天気が心配だったけども、蓋を開けたら
ガッツリ晴天で、早くもグッタリ。

15:00集合だけどもお客さんは14:30から集まり始める。
私の行った場所はこういっちゃなんだけども、辺鄙な場所なので
迷ってなかなかたどりつけないお客さんが何組か。
地図の不備を指摘される。

結構浴衣率が多くてびっくりした。
こんな長丁場なのに、苦しくないんすかと。

というのも、場所取りの関係上、15:30出船なんすよ。
花火は19:00からだってのにさ。

出船30分で停泊場所に到着。
そのまま19:00まではひたすら待つのみ。

こんな風にまわりには屋形船がたくさんいます。



思ったより揺れはなく、念のために飲んだ酔い止めが効いてきてボーっとする。
近くに寄りすぎた他の屋形船にゴーンと当たられびっくりだ。

添乗員としては一切の活躍をしないまま花火の時間となる。
下の座敷に残っていたお客さんに、花火が始まったことを伝え
あとはひたすら邪魔にならないところにいるのみなのである。

一応写真も撮ったが、いい場所はなかったのでたいして撮れもしなかった。
撮った写真は一応仕事上の資料として使うつもりだけどね。



遠くにアサヒビールのビルが見え、てっぺんのキラキラしたところに花火の光が
反射してとてもきれいだったのが印象的。
第一会場はコンクールがあるから新作は観れるんだけど、
どんどん上がるって感じじゃなかった。
遠くの第二会場はばんばん上がっているように見えてちょっと嫉妬。
あっちのほうがよさそうだなあ。

花火が上がり始めてからはわりとあっという間に時間が過ぎた。
でも自分には添乗は向かないみたい、ということがわかった一日であった。

天地人

うーん、いきなり見始めました、天地人。
なぜこの5月になって？という感じだが、自分でも分からない。
大河ドラマは豪華だし、CMないし、いいじゃん！ってようやく気付いたのは
大人になった証拠？？？

北村一輝、かっこいいな・・・
北村一輝って、ちょっとイッちゃってる人の役とかはまり役だったけど、
今回の役どころはイイ!!(･∀･)
佐藤浩市に続く、いい男を見つけたぞ(･∀･)という気分だ。