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イントラレーシック体験記【2】術中 前半 [レーシック]

手術室に入ると先ず、歯医者のような椅子に座らされる。
看護士さんがひとり付いてくれ、手術に際する心構えや注意事項等を説明してくれる。
手術室はひんやりしていて少し寒く、毛布のようなものを掛けてもらう。

先生は前の手術が長引いているようで、少し待たされる。
その間に点眼式の麻酔を行う。
この麻酔はすぐ効くが、切れるのも早いため、手術中は頻繁に点していたように思う。
先生が来るまで20分くらいは待たされたように思う。

いよいよ先生が登場し、手術が開始された。
まずはフラップを作る手術から始める。
フラップとは、角膜の上層部をマンホールのフタ状に切ったフタのことだ。
フラップを作ったらそれをめくって中の部分を屈折率に応じて削るのがレーシックの術式なのだ。
まずは開眼器を目に取り付ける。
右目からだ。開眼器をつける時に目頭に鋭い痛みが走る。あまり気持ちのいいものではない。
左目は開いたままガーゼで上から隠される。
光を見ていろと言われる。隠された左目も見えている感覚で同じ光をみることで、
眼が動かずに安定するという。

開眼器を付けているので眼を閉じる事はできないが、一定箇所を見続けている事ができているのか
自分では解らず少し不安な感じがする。
いよいよ眼にレーザーが入れられた。瞬間、何も見えなくなる。
覚えている限りをいうと、視界は白くなり、まん中の部分を中心にした均等な模様が見えた。
眼を動かすなといわれるが、真っ白で何も見えない状況では自分が眼を動かしているのか
いないのかも解らない。
先生の「きれいに始まりましたよ」という声が聞こえる。
開眼器での痛みこそあれ、目に痛みは無い。だが、右のこめかみが痛い。
鈍い痛み。

さすがに一番最初の難関だけに、とても長い時間が過ぎたように感じる。
右が終わると間髪入れずに左目にうつる。
左目の時は右目ほどの開眼器での痛みは無かったが、施術中は全体的に重くて鈍い痛みを
感じた、
どちらかというと、左目の方がつらかったかな、という感じ。

フラップが作られると、一時的に角膜が白く濁るために何も見えなくなる。
見えるのは真っ白な世界と規則的な模様のみだ。
角膜が透明に戻るまで眼を閉じて休む。
10分ほど経つと、ようやく白い視界の中に手術室の様子が見えて来た。
うすぼんやりだが周りの様子が解るようになって来る。
周りが見えて来るまでになるといよいよ、角膜を本格的に削る手術を行う。
手術室が異なる為に、看護士に手を取られ手術室を移動する。
移動した先には先生を始め数名の看護士が居て、なんだか活気に溢れている感じがした。
ここでいよいよ角膜を削る。

後半へ続く。






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コメント 3

体験談だけにリアルで、
なんか緊張しながら読みましたよ。
すごくこの後が気になります。
by (2005-12-11 21:13) 

視力が回復しているんですね!良かった~
へなちょこカウボーイズ♀、最近目の治療をしたので
なんだかとても身近な話に思えます。
続きが気になります!
by (2005-12-11 22:34) 

ayupot

梅次郎さん、へなちょこさん、コメントありがとうございます。
書くことがわりに沢山あって、まだまだ先は長いという感じです。
昨日一週間の検診に行きました。結果は・・・
徐々に書いていきますね^^
by ayupot (2005-12-12 06:56) 

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