脳男

最近ハイペースで本を読んでます。

わたしは好きな作家さんの作品をとことん読み尽くすタイプ。
好きな作家さんの本は全部読む。
全部読み終わったらもう読むものがなくなるので、また新しく
好きな作家さんを探さなければならない。
これが結構大変なんだ。

自分の好みの世界観とか、文体とかがあって、
それを外れてしまうと最後まで読み続けるのが苦痛になって
やめてしまうこともある。
たいていは文庫になってから、裏表紙のあらすじを読んでから
読むかどうか決めるんだけど、ハードカバーだとあらすじがなくて困る。

タイトルできめてしまうこともある。
本当に重要だと思います、タイトルの付け方は。

あとは文学賞受賞作品。
賞を取っているからと言って決してすべてが自分好みなわけでは
ないけど、判断基準の一つになる。
最近は江戸川乱歩賞に注目。

先日読んだのはこれ

脳男 (講談社文庫)

• 作者: 首藤 瓜於
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2003/09
• メディア: 文庫

その続編

指し手の顔 上―脳男2 (1)

• 作者: 首藤 瓜於
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2007/12
• メディア: 単行本

指し手の顔 下―脳男2

• 作者: 首藤 瓜於
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2007/12
• メディア: 単行本

ハードボイルドで暴力的な面があり、かつ哲学的な面もある話。
テーマは壮大で決してぬるくはないです。
考えさせられる部分があるという意味で、ちょっと難しいかな。

今後もちょっと注目してきたい作家さんでした。

コメント 8

あ～～、私も同じタイプだわ。
きにいったのをとことん読んでしまう。
タイトルで決めたり装丁で決めたり、ぱっと開いた１文が良くて決めたり。（ちなみに藤堂志津子は１文決めパターンだったわ！）

今は作家というより、アンドリュー・ラング童話集をあちこちの出版社から出てるのをかたっぱしから読んでます☆

脳男、このタイトル、めちゃくちゃ掴まれる～～。
そのうち読んでみたい。
でもこの著者の名前が読めません・・・┐(￣ー￣)┌　
by ★いず★ (2008-08-25 16:11) 

最近本を読んでいないです。元々小説はあまり読まないのだけれど
じっくり本を読む時間が欲しいです。
by luces (2008-08-26 13:28) 

わー！すごい！
読みつくすってすごいです！

ワタシも最近読んでないです。
読めばおもしろいですのに、読むのがニガテ…同じ行を何度も読んでしまったり、ぬかしてしまったり。ヘタクソなんですね…

あらすじって大切ですよね！
新聞の広告でも飛びつくのは短いあらすじ！すごく大事な部分だとおもいます！

ハードボイルドで、ってトコで、北方謙三を読んだことがありましたッ。
by 眼鏡屋ナナ (2008-08-26 16:40) 

>いずちゃん
何でもかんでもは読めないんだよねぇ・・・・
私の場合、内田康夫はありだけど、西村京太郎はナシなんだよね。
（この感覚わかるかしら？）
童話集だなんて、いずちゃんらしくてかわゆいね♡

この作家さんの名前は「シュドウウリオ」と読むよ。
by ayupot (2008-08-28 10:44) 

>lucesさん
じっくり読む時間はあるのですけど、なぜかじっくり読めません（笑）
せっかちなのです。
by ayupot (2008-08-28 10:45) 

>眼鏡屋ナナさん
同じ行を何度も読んじゃうってなんかわかる気がしますよ。
あらすじを書くのって難しいんですよね。
Amazonのカスタマーレビューで練習しようかな？
by ayupot (2008-08-28 10:46) 

童話集はね、そんなにドリーミーなものは読んでないの（笑）
そういえばブログにも書いた！
http://blog.antenna-mac.net/?eid=758437
イマドキの小説にはない独特の進み方が病みつきになります。
by ★いず★ (2008-08-29 09:19) 

>いずちゃん
気になると思って地元の図書館の蔵書を検索してみたら
ラング世界童話全集という名前でヒットしたよ。
川端康成が訳してるんだね。
1977年に出版されたやつだから、いずちゃんが
子供のころ読んだやつかも？
閉架書庫に入ってるけど予約して読んでみようかな。

by ayupot (2008-08-29 11:14)